野放図メモ。

根ガティブな腐女が野放図に書き散らかすメモです。

「ポルノグラファー」と「インディゴの気分」1

 

 

ご存じです?

 

これは今後のBL実写化において、間違いなく
メルクマールになる作品です。


原作はBL漫画。
2016年6月と2017年9月に刊行されて、その後ドラマCD化。
先行作品である「ポルノグラファー」が2018年にフジテレビオンデマンド(FOD)で実写化され、好評を得て今春には「インディゴの気分」も同キャストで実写化されました。

これねぇ。わたしドラマCDは聴いてたんですよ。

新垣樽助さん受け作品として絶品で、こちらもとにかく素晴らしい。

ですが、

わたしが今訴えたいのは、ドラマ版の素晴らしさについてなのです。

木島理生役  竹財輝之助さん
久住春彦役  猪塚健太さん
城戸士郎役  吉田宗洋さん


まじイケメン。
お三方とも方向性の違うイケメン。
よくぞご出演くださいました! 拍手喝采! スタオベ! ブラボー!
と叫ばずにはいられない。
FODで配信していますし、内容については問答無用で素晴らしいので是非ご覧ください。


……


と、ここまでが前置きです。
長いですねぇ。

 

これは今後のBL実写化において、間違いなく
メルクマールになる作品です。

 

最初に申し上げたとおり、LGBTへの理解が深まる中で、今後もBL作品が実写化される機会は増えてくるかと思います。

古くは大島渚監督の「御法度」が有名ですが、最近でも「おっさんずラブ」や「きのう何食べた?」が絶大な人気を博しています。

また、非常にコアなファンを獲得していることからもわかる通り、そこには常に一定の需要があります。
作品としての供給が少なかっただけで、昔から間違いなく需要はあるのです。

 

その需要がようやく制作側に認知され、今後もこの流れは加速していくものと思います。

(むしろ加速しろ。もっとやれ。わたしは求めている)

そんな時勢にあって、今後この「ポルノグラファー」と「インディゴの気分」に続いていくであろうBL実写化作品制作者は、まずこの2作品を履修していただきたい。

必履修です。

未履修ではこの作品を超えるものは作れません。

「最近なんかBLとか流行ってるらしいじゃん」などという安易で不届きな企画には、断固としてノーを突きつけます。

この2本を鑑賞し、キャスティング、芝居、脚本、演出、映像美、とかとかとか、っていう高っかいハードルに戦慄いてください。

 

ここまでの名作が世に出てしまった以上、わたしのような鑑賞する側も「この上」を求めてしまいます。

また、これまでの作品が過去作と比較されてきたのと同じように、これからは「ポルノグラファー」と「インディゴの気分」という素晴らしい作品との比較がなされていくことでしょう。

 

「「ポルノグラファー」超えはしてなかったよねぇ……」

 

などという辛気くさいことを、わたしは言いたくない。

 

 

 

個人的には腐女って花粉症みたいなもので、一度発症してしまえばもう死ぬまで付き合うしかないと覚悟をしています。
そんな「何かに目覚めてしまった腐女」のひとりとして、この「ポルノグラファー」と「インディゴの気分」との出会いは、とても鮮烈なものでした。


それこそブログ開設のきっかけとなるくらいには。